切り裂きジャック。皆さんもこの名を耳にしたことがあるのではないだろうか。
切り裂きジャック(以下ジャック)とは、ロンドンにて1888年8月31日~11月9日までの二ヶ月間に
何人もの人間をバラバラにした猟奇殺人犯の通り名である。
確実に彼による犯行だと確定されているのは5つのケースだけだが、
周辺では同一犯による犯行だと見られる事件が起こっており、
バラバラに解体された人の数は計り知れない。
ジャックによって解体された人のすべてが
売春婦であり、
そのほとんどが
体を鋭利な刃物で喉の辺りを掻き切られており、
いずれもなかから
臓器などを取り出された形跡があった。
臓器を取り出すという芸当をやってのけるには、医学的な知識・技術が必要なため
犯人は医療関係の職についていた可能性があるとされている。
またジャックは犯行予告の手紙を新聞社などに送りつけるなど、
「
劇場型犯罪」(劇であるかのような犯罪)と呼ばれるような犯行の手口であった。
被害者がすんなり警戒をせずに迎えていることから、
ジャックの正体は女性ではないのか、といった見方もあったが、
解体された被害者がすべて売春婦であり、中年の女性のため、
中年の女性に性的志向を持っている男性の可能性が高いとされる。
しかし、
切り裂きジャックを夢見た
模倣犯が多数居たとされる為、
どれが本物のジャックの犯行なのか、いつまで犯行が続いていたのか、など
まだまだ解けない謎は数多く残ったまま、今に至っている。
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